コワーキングスペースとは?
皆さんはコワーキングスペースという言葉を聞いたことがありますか?
テレビや雑誌などのメディア露出が多いため「聞いたことがある!」という人もいれば「全く聞いたことがない」という人もいるかと思います。
コワーキングスペースのことを知らない人はまだまだ多いですが、今後の経済において非常に重要な役割を担っていくといわれています。
一例をあげると企業がオフィスビルではなくコワーキングスペースを活用して仕事をしていたり自治体とコラボして地域活性化に役立てるといった事例もあります。
将来的にコワーキングスペースは私たちの生活に密接なものになる可能性があります。
そのためコワーキングスペースのことを知らない方は今のうちにしっかりと学んでおきましょう。
今回はコワーキングスペースの基本的な概要をお伝えしていきます。
●この記事を見るとわかることはこちらです
・コワーキングスペースってなに?
・コワーキングスペースの将来性
目次
コワーキングスペースってなに?
コワーキングスペースとは、異なる職業や仕事を持った人たちが同じ場に集まり、事務所スペース、会議室、打ち合わせスペースなどを共有しながら働くワークスタイルのことを言います。
個人事業主、サラリーマン、主婦や学生など年齢性もライフスタイルもバラバラな人が集まるのが特徴。
コワーキングスペースのサービスはシェアオフィスと似ており、コワーキングスペースと看板を掲げたシェアオフィスも存在します。
コワーキングスペースを使うメリットは?
コワーキングスペースを使うメリットは以下の3つがあげられます。
1.仕事に必要な環境がすべて整っている
2.料金が格安
3.違った業種の人と関われる
一つずつ解説していきます。
1.仕事に必要な環境がすべて整っている
コワーキングスペースは仕事をする上ですべての設備が整っています。通常会社を立ち上げるためには事務所が必要となります。
少人数で起業する場合でもマンションの1室を借りたり、事務所を借りる人がほとんどです。しかも部屋を借りた後に仕事を行う設備投資を行う必要があります。
具体的には机やパソコン、Wi-Fi環境、プリンター、冷暖房設備など数えきれないほど用意しないといけません。
しかし、コワーキングスペースなら基本的な設備や機能が整っているので、初期投資は不要。
すぐにオフィスと変わらない環境で仕事が行えます。
2.料金が格安
上述した機能がコワーキングスペースには備わっています。「でもこれだけ設備が整っているなら料金が
高いのでは…?」と思っている方もいるかもしれません。
コワーキングスペースは場所やサービスにもよりますが月額数万円程度で利用できます。
オフィス環境が整っている場所を数万円で利用できるのはうれしいですよね。
しかもコワーキングスペースは立地条件が良いのも特徴。都内の一等地に構えていることが多く交通の便が良いのも大きなメリットです。
また月額だけではなく1日単位で利用ができるドロップインというシステムがあります。
「土日だけ利用したい」「出張先で少しだけパソコン作業をしたい」など様々なニーズに合わせてコワーキングスペースは運営されています。
もちろんドロップイン料金も高額で高額ではなく誰でも利用しやすい料金設定になっています。
3.違った業種の人と関われる
普通のサラリーマンの場合、同じ業種の人と関わることが多く他業種の人と関わる機会はほどんどありません。一方コワーキングスペースは性別や年齢問わず様々な人が同じ空間で仕事をしています。
違う業種の人と関りを持つことで今まで触れることがなかった価値観や考え方に気づくことも珍しくありません。
そのためサラリーマンの方がコワーキングスペースで働くことは良い効果が発生するといわれています。
またコワーキングスペースは「交流の場」として有効活用してもらうために様々な施策を行っています。
コワーキングスペース運営者が交流を促すイベントを行ったり、仕事とは関係ない趣味的なイベントを行い交流を図るケースもあります。
コワーキングスペース発祥の地アメリカではコワーキングスペースごとに専用のSNSがあり、
そこで交流をしてもらうシステムもあります。
コワーキングスペースは交流がしやすい空間なので、違う業種の人と意気投合、そのまま会議室を利用してプロジェクトが動き出す事も珍しくありません。
他業種と関りを持ち価値観を広げることが出来るのは大きなメリットの一つです。
コワーキングスペースを手軽に利用しよう
コワーキングスペースは利用するハードルは高くありません。イメージ的に「個人事業主じゃないといけない」「ちょっと怖そう」が先行していますが手軽に利用できます。
まずはドロップインから利用して1日体験をしてみませんか?今後コワーキングスペースはますます店舗が増えていき拡大するといわれてます。
時代に遅れないように今からコワーキングスペースを有効活用してきましょう。