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起業家の勝負所、ピッチとは?

こんにちは!児玉尚武です。本日は投資家たちに対して自社の製品やサービスを紹介するピッチについてご紹介したいと思います。また実際にピッチコンテストに参加させて頂いたことがあるので、その経験も元にお話しさせて頂きたいと思います。

資金提供だけじゃない!?ピッチを通して得られるもの

ピッチの観客として参加される方は個人投資家や銀行、企業のベンチャーキャピタルだけでなく大学など専門機関の方、商工会議所や行政の担当者など多岐に渡ります。基本的には本番前に参加者のリストが配られ、観客や審査員をイメージして臨むことになります。また必ずしも出資という形だけではなく、サービスの提供先の紹介を得ることや企業提携を結ぶことができるチャンスにもなります。登壇者はピッチの準備をする過程であらためて市場調査や自社のビジネスモデルの強みを洗い出します。さらにピッチはこの先の展望や未来を語るため、自分たちの事業が今どの立ち位置にいるのか、何が課題なのかを確認することができます。

ここが重要!ピッチのポイントとは

ピッチの時間は往々にしてとても短いので、自分たちのビジネスモデルを端的に伝えられるようにならなければいけません。タイマーで時間を測りながら行うのですが、自己紹介と違い事業モデルを説明するのにはこんなに時間が足りないのだと最初は痛感させられるはずです。またピッチの観客のバックグラウンドは様々のため、専門用語を省いた分かりやすい言葉で伝える必要があります。加えてもうひとつ、プレゼンテーションや説明と違いピッチにおいて大切にすべきことがあります。それは熱量です。常日頃から事業を通して解決すべき市場の課題に向き合っている登壇者と違い、観客はその課題を認知すらしていないケースがほとんどです。見ず知らずの観客をわずか3分や5分で興味付けるだけでなく巻き込むには熱量が不可欠になります。観客に同じように問題意識を持ってもらわないことには誰の協力も得ることができず、登壇者は出資も提携にも進めません。そのため話し方に抑揚をつけ、ピッチの中のサビ、ハイライトとすべき部分では特に力を入れて話しましょう。

またピッチの後には質疑応答の時間が設けられており、投資家たちからの質問に対してその場で的確に答えなければいけません。想定されるであろう質問に対する回答をしっかりと事前準備し、自信を持って臨みましょう。

日本で代表的なピッチイベント

シリコンバレーのコワーキングスペースでは毎週のようにピッチが行われており、今後日本のコワーキングスペースでも同じ流れが起きると思います。そんな数あるピッチイベントの中でも地方の予選を勝ち抜いた人が参加する全国的に有名なピッチイベントをご紹介させて頂きます。

TechCrunch Tokyo

新進気鋭のスタートアップが一堂に会する「Tech Crunch Tokyo」は、日本最大級のスタートアップの祭典です。その年に最も輝いたスタートアップを選ぶピッチコンテストや、国内外の著名ゲストスピーカーを迎えてのセッションなどが行われます。出場のハードルは高いもののスポンサー企業は多く、力試しとしては最高の舞台といえるでしょう。

INNOVATION LEADERS SUMMIT

プロジェクトニッポンが運営する「INNOVATION LEADERS SUMMIT」は、200社以上のスタートアップピッチや150社以上のスタートアップショーが行われる、アジア最大規模のオープンイノベーションサミット。発足の目的は、資金調達より、スタートアップのアイデアやテクノロジーと大手企業のアセットをマッチングさせ、グローバルイノベーションを生み出すことです。

国際イノベーション会議HackOsaka

「国際イノベーション会議HackOsaka」は、オープンイノベーションシティを掲げる大阪市が年に一度開催する国際イノベーション会議です。起業家や投資家、大企業から学生までさまざまなプレイヤーが主役として参画します。次々とイノベーションが巻き起こるヒントを、世界の先行事例から学ぶピッチイベントです。

スタートアップ・カタパルト

「スタートアップ・カタパルト」の対象は、社会課題を解決するユニークなプロダクトやアーリーステージのスタートアップ、そしてサービスを有するシード。第一線で活躍する審査員に対して、1社あたり7分間のプレゼンテーションを行い、最も注目を集めるスタートアップが選出されます。目的は、トップリーダーとのCo-Creationの場を提供して、産業発展に貢献することです。

Slush Tokyo

「Slush Tokyo」は2008年にSlush発祥の地、フィンランドで始まりました。スタートアップ・カンファレンスで、Slushといえば、テクノロジー系イベントとしては異色ともいえるダイナミックな演出が特徴です。今の日本を代表するキーパーソンだけでなく、中国や韓国、インドの企業も次々と登場し、ハイレベルなピッチを繰り広げています。

いかがでしたでしょうか?ピッチでは自分たちのビジネスモデルが初対面で普段全く異なる業界に属す観客の元に晒されるため、事業が独りよがりになることを防ぐ大切な役割もあります。また大切なお金の出資先を選ぶ機会であるため投資家も真剣です。論理の隙を突いてくる鋭い質疑応答を含め一度経験すると人間的に凄く成長できるので機会があればぜひ挑戦してみてください!

参考:カオナビ人事用語集

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