BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 業界ニュース
  4. 世界中で主流となるオープンイノベーションとは?

世界中で主流となるオープンイノベーションとは?

こんにちは!
エニシア高松インテリジェントパーク店の児玉尚武です。本日はオープンイノベーションについてお伝えしたいと思います。何だかキザな横文字ですが難しく捉える必要はありません。大手企業を始めオープンイノベーションは既にあらゆるところで取り入れられています。またオープンイノベーションの対義語となるクローズドイノベーションや今後のオープンイノベーションのプラットフォームについても併せてお伝えいたします。

オープンイノベーションって何?

そもそもオープンイノベーションとは何でしょうか。オープンイノベーションとは、製品開発や技術改革、研究開発や組織改革などにおいて、自社以外の組織や機関などが持つ知識や技術を取り込んで自前主義からの脱却を図ることです。2003年にハーバード大学経営大学院の教授であったヘンリー・チェスブロウによって提唱されました。オープンイノベーションの目的は、下記の通りです。

  • 自社のリソース以外に、他社の組織や機関のリソースを活用することで新しい発想を生み出す
  • 異文化、異分野、異業種の見地を取り入れ、新しい技術革新を起こす

プロダクトサイクルの短縮や価値観の多様化により、現代の企業は、常に新たな挑戦が求められます。一企業の枠を超えて革新的な製品やサービスを創造することがオープンイノベーションの大きな目的です。

さらにオープンイノベーションの反義語に、クローズドイノベーションがあります。クローズドイノベーションとは、製品開発や技術改革、研究開発や組織改革などにおいて、必要とされる技術や知識を、自社のリソースのみでまかなうこと。社内が保有している資源で開発を行うため、オープンイノベーションと比較すると、下記のような状況になりやすいです。

  • 開発そのものが閉鎖的になる
  • 一定レベルの成長で止まってしまう

一方でオープンイノベーションと反対の意味を持つクローズドイノベーションとは、自社のリソースのみで製品やサービスの開発をすることです。

https://circu.co.jp/pro-sharing/mag/article/2103/より抜粋

なぜ今オープンイノベーションが必要なのか

オープンイノベーションが広まった背景には、VUCAと呼ばれる時代の到来があります。VUCAは、「ブカ」もしくは「ブーカ」と読むビジネス用語のひとつで、の頭文字を取った言葉です。

  • Volatility(変動性)
  • Uncertainty(不確実性)
  • Complexity(複雑性)
  • Ambiguity(曖昧性)

不安定な要素が蔓延するVUCAの時代に、価値そのものを新たにデザインする、価値を共に創造するすなわち、オープンイノベーションが急速に広まっていきました。VUCAの時代に新たな価値を共創する必要性が高まったため、オープンイノベーションが広がっていったのです。実際にオープンイノベーションを取り入れている企業として有名なのは製菓メーカーの森永製菓、化学メーカーの積水化学、一般消費財メーカーのP&G、繊維メーカーの東レと大手アパレルメーカーのユニクロ、世界的なIT企業Appleなどです。これらを見てわかるように多種多様な業種、業界でオープンイノベーションが取り入れられていることが分かります。

オープンイノベーションにおいてコワーキングスペースが果たす役割

オープンイノベーションを促進する環境として近年特に注目されているのがコワーキングスペースです。コワーキングスペースでは業界・業種や企業の壁を越えたイノベーション・コラボレーションを通じ、新たなビジネスの機会が創出されています。さまざまなメンバーが集まるコワーキングスペースでは、リアル、オンラインにまたがって、さまざまなコミュニティ活性化の仕掛けや仕組みがあり、新しいアイデアづくり、他企業とのコラボレーション、イノベーションの促進には最適な場所であるといえるでしょう。

日本でもこのムーブメントを受け、現在では行政が支援する起業プログラムや行政が支援するコワーキングスペースには大手企業の社内ベンチャーの方が多数いらっしゃいます。中でも愛知県に存在する世界最大級の創業支援拠点「ステーションAi」にはトヨタ自動車やDENSOなどの社内ベンチャーの方々が入居されており、会社全体でバックアップしている体制を確立しています。さらに日本を代表する大手企業の方々も毎週のようにコワーキングスペースへ視察にいらっしゃいます。僕もコワーキングスペースに入居する前までは自分たちと同じような創業スタートアップ同士ばかりの繋がりが増えると思っておりましたので驚きました。中でもご縁を頂いたポテトチップスで有名なカルビーの社内プロジェクト、Calbee Future Labo(通称CFL)には影響を受けました。既にお菓子(製菓)業界で圧倒的な知名度を誇りながら、わざわざ拠点の広島にコワーキングスペースを設けそこで異業種、異分野の方との交流を図りながら既存の枠組みを超えた商品開発を進めているというのです。

「社外との協業」でヒット商品を生み出せ―カルビー流オープンイノベーションの勘所より

順調な時は誰も何も変えようとしませんが、コロナ禍を始め変化の激しい現代だからこそ社外企業や我々スタートアップのアイディアやノウハウが大手企業でも求められるのです。業種、業界や企業規模を超えて手を取り合うことで日本でもシリコンバレーのようにイノベーションが活発に行われていくと良いですね。

参照記事:カオナビ、人事用語集「オープンイノベーションとは? 目的や現状、背景、特徴や種類、課題や注意点、事例について」

【四国最大級のコワーキングスペースエニシア高松インテリジェントパーク店】

関連記事